【カッコイイ女性で生きる 面白い人生】~花せりあ(元宝塚歌劇団 花組 花翔ひかり)さんにインタビューしました。

花せりあ(元宝塚歌劇団 花組 花翔ひかり)さん
1997年11月29日徳島県徳島市生まれ(26歳)

観客から見ている熱狂と、ステージに立っている熱狂では大分違うと思うのですが、そこを教えて貰えますか。

子供の頃、地元にミュージカル劇団が来た時に、祖母に公演に連れ行って貰い、単純に私も「あんな大きい舞台に立ちたい」と思いました。小学2年から地元のミュージカルスクールWITH に通わせて貰ったのですが、純粋に楽しかったのを覚えています。ライト浴びている感じとか、本番まで皆で練習するのが楽しくて。

祖父母が音楽の先生をしていたこともあり、子供の頃から私が歌い出したら誰かが伴奏してくれるような音楽一家でした。私は周りの人たちに恵まれてきたと思います。

(地元の雑誌でインタビュー受けた時も、舞台に立ちたい夢を語っていました。)

何よりミュージカルに興味があって、照明家になりたい時期もありました。舞台って、照明や音響とか、裏方さんの力がないと成立しませんし。「歌って踊れる照明家」になるって、小学校 6 年生の夢ノートに書いていました(笑)

高校 1 年の時にミュージカルの先生から宝塚を薦められて、二回目の受験(高校2年の時)で運良く合格することができました。

あの時頑張れたのは、ミュージカルスクールに通う子供たちから「お姉ちゃん!! 頑張ってね」みたいに応援してくれたこともありますし、家族がサポートしてくれたことも大きいです。今でもミュージカルスクールの方々とは交流があって、私にとってもう一つの家族みたいな存在です。

実際学校に通い出すと、世界が違いました。ただ歌うことや演劇が好きな平凡な自分だったので、世間は広いのだなと痛感させられました。選りすぐりの人が集まって来ているわけだから、そんな簡単な世界じゃないのだっていうのを思い知らされました。

いいものを作ろうという想いが強い方ばかりで、いて良かったなと心から思います。

お芝居は考えることが多いので、お互いに深いお話をする機会が沢山ありました。今も時々お食事をしたり交流を持たせて頂いてますが、とても大切な方たちに出会えたのだと感じています。

いざステージに立った時はどんな気持ちでしたか?

初舞台に立った時は幸せすぎて、憧れの上級生と同じ舞台に、あの人たちが踏んだこの舞台に私も立てているんだと、感動の瞬間でした。

宝塚にいられた時間は本当に幸せなことだと思うし、辞めてから凄いところにいたんだなとつくづく思います。

2023年3月19日退団  退団した後は?

辞めて 1 年間ぐらい違うことをいろいろやっていました。ジャズバーで働いてみたり、着物とか和物にすごい興味あって。着物教室にパートで入ってみたり。

1 年ぐらいしたら、また舞台に立ちたいという思いが強くなって、オーディションを経て、今年の3月の頭ぐらいに和物の舞台を踏みました。殺陣もやってみたかったのです。お客様に近い感じとか、元々知らない人たちと芝居し合うのがとても楽しかったです。

(今年3月、殺陣の舞台での記念撮影)

そんな花さんの熱狂を支えている健康術。気にかけていることはありますか。

お風呂が大好きで、お湯に浸かれる時はお湯に浸かりたい。体は温めた方が良いですよね。大人になって割と体調を崩すことが増えたのですが、メンタルが体調と連動していることも分かるようになってきました。

坂田さんとの出会いは、今年の1月中頃でしょうか、結構落ち込んでいた時期です。

いろいろ説明をお聞きして、そうか、足りないものがあるから、今の自分はこうなっているんだ!! というのが良く分かるようになりました。

坂田さんから栄養の大切さをお聞きしていくうちに自分で料理したり、栄養バランスや食べる量、時間とかも気遣うようなりました。サプリを飲み規則正しい生活をするようになってから、ぐっすり眠れるようになりました。

これからの野望というか、ビッグビジョンを教えて貰えますか。

うちの家族は皆が面白い人生を送っていると感じています。実家が音楽家族であり、父方はアメリカなので二つの国にルーツがあります。なかなか経験できないことを色々やっていて面白い人生だと思います。

野望ですね。

かっこいい女性になりたいです。

いろんなことに興味ある人間なので、それこそ歌に限らずいろんなことを挑戦して、かっこいい人になりたいなと。

歳を重ねても、溢れ出るものがあると言いますか、プロフェッショナルな感じといいますか。私のいた花組男役のトップスターでいらした柚香 光(ゆずか れい)さんは、本当にお人柄も芸事面などにおいての表現も全てが魅力的で、格好良くて。

かっこよさと思えるものって多分しゃべった時に出て来るので、いろんな考え方を知ることはとても大事なのだと思います。

そんな人に出会えたら嬉しいですし、自分もなりたいです。

もう一度あなたの歌を聴きたいと思ってもらえる、もう一度あなたのパフォーマンスを見に行きたいと思ってもらえる人になれたらと思います。その為に自分を磨いて行きたいです。

(徳島のミュージカルスクールWITHの主宰『とくしま芸術文化賞受賞記念公演』にて)

花せりあさんには、協会のマイスター勉強会後の懇親会にゲスト出演し、お歌までご披露頂いたり、専属予防医学マイスター契約で調印にオフィスに来て頂き、その場でインタビューをとらせて頂いたり、とても親切丁寧にご対応頂いたことにまずは心より御礼申し上げます。

インタビューをしていて受けた印象としては、芯が強く、そしてお話がとても上手であること。面白いんです、お話が(笑) 。内面に持つエンターテイメント性の現れなんだろうなぁと人を惹きつける資質に圧倒されたのを覚えています。

カッコイイ女性で生きる 面白い人生~というフレーズも彼女から出てきた言葉を掛け合わせたものです。内面のカッコ良さに触れ、一撃でファンになりました。

(専属予防医学マイスター契約時の写真 https://jpma.life/2024/05/23/senzokukeiyaku-hanatohikari/)

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